今回から合評のための写真提出は一人1枚、時間もおよそ60分とします。
例会当日に投影した順に掲載しました。
出席者21名、写真提出者7名、写真総数8枚です。
写真はクリックすると大きくなります。
204 木村邦子
上の提出写真について『ナナカマドの実の太陽の光の当たらない部分をもう少し明るくできないか』ということについて、これ以上明るく撮ると乗っている雪が白つぶれするので、撮影時の工夫としてHDR(high dynamic range imaging)を有効にする方法でできるかも、というアドバイスがある。
パソコンでの処理で改善する方法も示される。
下はパソコンで暗い部分を『覆い焼き』処理で少し明るくしたもの。
パソコンでの処理の方法として『トーンカーブで暗部を持ち上げる』処理をおこなった例が下の写真。
これは持ち上げ過ぎか?
上の写真は画面全体の暗い部分の輝度を上げたが、下の写真はナナカマドの実の部分5箇所の範囲のみの輝度を上げた例。
242 渡部礼子
134 谷村典彦
168 大場智佐子
196 柴田輝雄
70 山吹和康
上の提出写真で『空が撮影時にはもっと青空だった。見た様に撮れていない』ということで、パソコンでの処理でイメージに近いものに出来る可能性があり、ある処理(空部分の輝度を下げる)で下のような写真となる。
なお写真上右部分は雲がかかっているので効果が無い。
撮影時の工夫として空が順光なのでPLフィルター(偏光フィルター)の使用で空の青が映えることが期待できる。
251 佐藤和春
イルミネーションの鮮やかな色彩、輝きを、見たイメージに通りに撮影したくて『多重露出』を試みた。1枚めはピントを合わせた適正な明るさで撮影、2枚めは暗くしてフォカスをずらして光の点をぼかして撮影した。2枚めの明るさを暗くする程度を変えて何枚か撮影して最良のものを選ぶ。
パソコンでの処理では、下の左の様に1枚めを撮影、2枚めを右のように撮影して『2枚の写真の明るい方だけを重ねあわせる』photpshopやGIMPでの処理で同様の仕上がりになる。
もっと鮮やかに撮影できないか、という事について
①光の点を星のようにする『クロスフィルター』を使用
②撮影時に絞りを大きく絞って回折現象を利用
というアドバイスがあり、早速撮影したのが下の写真です。
絞りF22、シャッタースピードが5秒です。
(右の写真は一部を拡大したもの)